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誤りを正して書き直した。
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昔、高田馬場のビートルズショップで買ったブートレグのデッカオーディションテープでは
ジョージがリードヴォーカルをとっている曲がとても多かった。しかしその後 THE COMPLETE
DECCA AUDITION として発売もされ、またビートルズ・アンソロジーにも正式に取り上げられ
ているバージョンではポールの方が多い。ブートレグではポールの Till There Was You なんて
無かった。これはジョージにとって何を意味するのだろうか。そもそもこのバージョンはデッカ
オーディションの物では無いという説もある。いずれにしろビートルズのデビュー後は、ジョー
ジは1LP当たり2曲しか枠をもらえず、これがビートルズ解散の一因ともなったという説もある。
彼には Don't Bother Me のように哀愁のある美しいメロディーラインの曲を作る才能があった。
それが開花したかに見えた Taxman だがこれはポールの編曲による功績も否定できない。
一度インド音楽に触れ Love You to を発表。この路線は Within You Without You でその頂点
を極めるも、その路線を継承した The Inner Light ではいささかパッとせず、やがてインド熱
も消滅した。
その後 Don't Bother Me 路線に回帰したような美しいメロディーラインの While My Guitar
Gently Weeps を経て Something および Here Comes The Sun で大化けしたのはご存知の通りである。
Long, Long, Long、Piggies、For You Blue のような小粒だがきらりと光る佳曲もある。
ポールに紹介されてビートルズに入ったのにゲットバックセッションの頃から仲たがいしたらしい。
しかしビートルズアンソロジーのプロジェクト開始に当たり仲直りする。
ジョージががんで死去する前ポールと会っておたがい涙をながした流したという逸話もある。
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