心ある者は心にて聴け、心あらぬものは耳にて聴け。
汝ら聖なる甲虫のみわざを語るにあたわず。
いずくんぞ父なる神のみ聖なるファブ・フォーの神曲を論ぜざらん。
聖なるファブ・フォーの曲、これ全て全能の父が成せるみわざなればなり。
見よ、いまだ神のいまし時、天は割け神の栄光が地を照らしたまいぬ。
また見よ、いまだ神のいまし時、大地は鳴動し海には嵐たちぬ。
我らの祖先は見たまいぬ。
その時、大地より四本の光のみ柱、地よりいで立ち天のいと高きところに届き、
見よ、羽田なる地に天使どもの舞い降りたるを。
我ら祖先、碧眼なるファブ・フォーの降臨に歓喜し、感謝し奉り、彼らを武道館へいざないぬ。
武道館におりし者ども天使の歌を褒め、崇め、拝み奉りぬ。
武道館へ行かざりし者ども、受像管なる映像にて彼らのみわざを知ればなり。
ファブ・フォーの曲にサタンなる邪悪な曲はあるあたわず。
全ての曲が神曲なればなり。
七十年代に入りてのち、かの天使どもちりじりになりぬるを、神これを見たまい、
聖なるジョンを凶弾にてみ元に召したまいぬ。
さらにのち、聖なるジョージをサタンなる悪魔の煙草にてみ元に召したまいぬ。
しかるに我ら聖なる銀板を経典として崇め奉り、未だ彼らのみわざを忘れるあたわず。
さらに春秋を重ねしかば、EMIなる神ども、この聖典を出地他留技術にて再生し、
新たな聖典と成せり。
いまだ聖なるポール、英国なる地におられしかば、ファブ・フォーの歌を歌いたまい、
我らを喜ばせることはなはだし。かくてこの秋、聖なるポール、八百万の神々の地に
再臨と聞きしたまう。我ら黄色なる者ども、歓喜、感謝はなはだし。しかして聖なる
ポール、やや老いしかば、声がい出ざるか心配あらざらん。
神をも恐れぬ所業といえど、我あえて『屁留他亜・巣毛留他亜』を好まんと申すなり。
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