Cold Cut は残念ながら今時のポールのブートには珍しく、
2枚目と3枚目は曲目が自動で入らない(なぜか1枚目と4枚目は登録
されているのに)。だから手入力するというアホクサさ。
ただしCDジャケットの裏に詳しい曲名やテイク名が書いてあるから、
まあポール好きなら我慢しましょう。
ポールマニアならアメーバ・シークレットの全貌を知りたいよね。
そんなあなたにこれ…『Live At The AMOEBA 2007』。
これでもキャリコスカイなど数曲がカットされているけど、
その分、ポールのおしゃべりが楽しめる編集になっている。
雰囲気は 1991年の Unplugged (The Official Bootleg) に似てるかな?
これは音質は、まんまオフィシャルそのもの。デジタルレコーディング。
編集もプロの手によるもので、編集ポイントがほぼ分からない。
アメーバ・シークレットのオフィシャル盤の方がブート臭いよね。曲がプツプツ切れていて。
これの圧巻は『Here Today』の演奏中に、ポールが感極まって涙声になってしまう。
その場の客席の息を飲む雰囲気まで伝わって来る。これを名演と言わずしてどうしましょう。
たぶんこれはCD化する予定だったのだと思う。でもポールが泣いたからボツになった???
そんな巧みな編集です。値段も忘れたけど安かったな。もちろん曲名も自動で入ります。
あとおすすめは『Acoustics』。これは『Chaos And Creation In The Backyard』の
作り方を招待客にプレゼンスするという企画のレコーディングらしいんだけど、
これも音質は、まんまオフィシャル級。スタジオ機器でのデジタル・レコーディング。
スタジオライブだからポールの歌声が生々しい。アコギの音も綺麗でウーンと唸ります。
ただしあくまでブートだから、曲と曲の間がうまく編集されている AMOEBA のような
わけには行かない。フェイドアウトとかそんな処理も無くプツっと終わります。
でもその分、曲がたくさん入っているからお得感は抜群。ファン絶対必携保証します。
これも曲名が自動で入ります。
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