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プログレッシブロックなんてものが確立されたのも70年代の話だね。
代表格として語られるのはこの世が滅びるまでYES、キングクリムゾン
ピンクフロイド辺りに終始するのだろうけど
僕はああいう哲学的な類はどうも苦手ですね。
意味の分からないものを無理して賞賛する度胸もセンスもないんです。
だからアンダーグラウンド、ハードプログレ、悪魔・黒魔術崇拝系に偏るんです。
この辺はビッグネームのように完成された楽曲群に満ちているわけでもなく
あくまでロックに対する挑戦、追求、マスターベーション、実験的な場として
辛うじてそれらの存在が認められていたわけであります。
儚くも美しく、儚くもアグレッシブ
とどのつまりそれらの経緯が「B級」という一つのジャンルを誕生させたわけです。
裏を返せば、センスや技量ってのが直に音なりバンド反映されるジャンルなわけであって
そりゃあもう聴くに耐えないものからLSDの疑似体験的のような音世界が待ち受けています。
早速ディープな話になりますが、個人的ハードプログレベストバウトとして
T.2 - It´All Work out in Boomland(邦題:幻想楽園)というアルバムをご紹介。
ヘヴィシンフォのような異形で歪んだものでは決してなく、姑息な小細工も一切なく
ハードロックベースでこの充実した内容は稀に見る作品。必聴です。
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