念のために。ブルースとリズムアンドブルースは別物ですね。
ブルースは長くなるから措いて、リズムアンドブルース。
黒人向けにラジオで放送された音楽を、いつしか白人も興味も持って聞くようになり、
これは商売になると思っただれかが、より白人好みに作り変えて放送した音楽が
リズムアンドブルース。昔は、普通黒人と白人は違うラジオ局を聞いていたので。
さらに、黒っぽさを抜き、ダンサブルにして、もっと白人好みに作り変えられた音楽が
ロックンロールかな?
以上、何かの雑誌で読んだり、ラジオで聞いたりしたことの断片のまとめ。
詳しいことは知らないので、違っていたら訂正頼みます。
>>81 残念ながら自分の知る限りで、ヘルタースケルターに影響を受けたという、いわゆる
ハードロック、ヘビメタのミュージシャンは聞いたことがないですねえ。
あくまで管見の及ぶ限りですけど。ジミヘンならいますけどね。
ただ、ジミヘンは影響受けても、真似するのが難しいから、後の時代では、
第2のジミヘンとか、カナダのジミヘンとか、いろいろ登場しますが、
比較的近い時代では、似た人は思い浮かばない。
それから、その後のビートルズのアルバムを聞けば分かると思いますが、
ヘルタースケルター的な曲は全く出てきません。
ブルースっぽい曲ということだと、アビーロードの中のアイウォントユーなんかが
それっぽいですけど、ヘルタースケルターとは随分違いますね。
なにせ、ビートルズには、ヒット曲、名曲、山ほどありますから。
当時のビートルズファンにとっても、一般の音楽ファンにとっても、ヘルタースケルターは、
なんだかすごくうるさい曲というくらいの認識で、ホワイトアルバムの中の数ある曲の中で
は(当時はアナログだからA面B面C面D面まであった)脚光を浴びることの少ない、
どちらかと言えば埋もれた1曲ではなかったかと思います。
後に「この時代にこんなサウンドがあったのか」といろんな人が驚くようになって、
それ以降、ハードロックの起源の一つに数えられるようになったというのが実際の
ように思われます。
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