そのアルバム全編をモーズ一人自演のギター・オーケーストレーションで
ケルティッシュと派生のディキシー風を演じ切る強い演奏力は作品発表から
30年を経た2019年現在でも全く色褪せない名演奏で、特に#1と#9において
未だこの領域に到達したギタリストが全く見つからないのだが、独自性追求って
観点ではパット・メセニー(共に1954年生まれ)も同様に誰も届かない所に居る
ただ1985年から日本でも大人気のパットと違い、モーズの知名度が
世界レベル比較で日本ではなぜか驚異的に低いのは本質(音楽性)より
話題性重視や欧米の勝ち馬に乗っとけ的な「水呑み百姓の感性」と言える
音楽理解力ゼロの白痴ユーザーがほとんどな国民性って実状が否めない
なおギター以外の鍵盤サウンドはギター・シンセでの「弦の演奏」で
あと自分のバンドのベースとドラムが必要最小限な部分を助(すけ)ている
ケルティッシュと言っても実に様々なアプローチが在るのです
返信する